これから20年、30年先を見据え、中井町に「いま」必要な8つの提案をお届けします。
1.本気の交通システムをみんなでつくろう
オンデマンド型交通には、実は定時・定路線型にはな い効率性があります。予約のわずらわしさはIoT※で 先取的に軽減すべきです。公共バスとつなぐ町内移 動に加え、住民NPOなど別主体により町外への移動 を、制度や規制を超えて確保し、同じオンデマンドシ ステム内で運用、免許大量返納時代に備えます。
※IoTとはインターネットにつながった身近な機器
2.教育こそ最大の子育て支援
✴ 小・中学生には自己肯定感と基礎学力の向上を目 指した教育の拡充を。高校生には、教科書代支援 で「学び」を第一にサポートし、青少年リーダー育成等で地域とのかかわりの継続を推進します
✴ 0〜2歳児のいる家庭へ所得制限のない支援を
3.安心して暮らせる老後の補償を
✴ 物価や税負担が重くなっています。医療や介護の 保険料を算定する際、また公共料金等の改定にあっ ては、年金だけでは苦しい高齢者の生活実態に即 し、家計負担に総合的配慮を求めます
✴ 安心して必要な介護が受けられる体制確立を
4.町民納得のインフラ・公共施設更新を
公共施設やインフラの更新期が到来。持続可能な財 政運営のために、複合化・集約化を前提に公共施設 の再編が不可欠です。早期に町の公共施設の今後の あり方を議論すべきです。住民理解のない開発には 強く反対。急傾斜地への減災対応の拡充を。
5.生物多様性のまちづくり
町内で絶滅危惧種とされる生物が多数見つかり、自 然の豊かさが裏付けられました。生物多様性の推進 で自然体験を軸にした体験型観光がうまれます。
✴豊かな湿地として厳島湿生公園の自然回復を推進
✴関東大震災年に向け、隣市と連携し震生湖のジオサイトとしての整備を推進します
6.積極的に移住者を呼び込む施策を
町では世代同居・近居や若い世帯の転入支援を行っ ています。職場を変えずに、比較的安価で持ち家を得 て、自然豊かな環境で暮らしたい、子育てしたい、そうした家族との出会いを積極的に用意すべきです。
交通・買い物等による人口流出やUターン不安にも 危機感を持って住民の利便性の向上を図ります。
7.行政改革の推進と影響の見える化を
町民負担が少しずつ増えています。一方で法人町民 税一部国税化等で税収が減少。行政改革大綱で行革 の方針と町民への影響を見える化すべきです。
✴ 子育てと教育、暮らしと福祉、第一の予算編成
✴ 特別職報酬等審議会を開催し特別職報酬見直し
✴ 人事評価制度の本格導入も含め職員給与適正化
8議会改革を次の段階に
議会議員政治倫理条例と、おそらく国内初となる議 会災害対策基本条例の調査・起草を担いました。
✴ 予算決算特別委員会で審議を深めます
✴ 議員定数削減を含めた適正化を再度議論します
✴ 町の課題をテーマにした議会主催シンポの開催