新型コロナウイルス感染症対策

今、拡充すべき新型コロナウイルス感染症対策

  • 無症状の方でもPCR検査を受けやすくするため、民間検査センターとの連携等を元に助成体制を整えます。あわせて感染した際の家庭支援を拡充します
  • 追跡調査や知見活用、オンライン診療等で、コロナ後遺症(ロング・コビット)への対応を始めます
  • 感染症に適応したパンデミックレディのまちづくりを推進します
    • 【ソフト面】正しく恐れる知見の共有、プライバシー保護、検査等を含む感染時の家庭支援、自治会等地域活動への助言・支援
    • 【ハード面】あらたな感染症等を前提に、公共施設の更新に合わせ、感染リスクを低減する仕組みを盛り込みます)

2040年を的確に見据える

持続可能なまちづくり

ハード、ソフト、環境や人材においても持続可能なまちづくりに向け、動き始めましょう

  • 団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040年は、町公共施設長寿命化計画(2020~2060)の折り返し点。公共施設等再配置も含め、町の今後の青写真を皆様とともに描きます
  • 暮らしを支え、企業誘致にもつながる公共インフラの適切な更新や拡充を着実に行います
  • メガソーラー周辺では道路整備等を拡充、グリーンテクと合わせ、先手先手の企業誘致を展開します。諏訪地区整備では、組合と連携し、情報共有と安心安全に配慮します
  • 公共施設等再配置の中でバリアフリー化、公共お手洗いの整備を推進します
  • 教育ビジョンをともに描き、質の高い教育や施設整備に反映、教育格差の是正に努め、教育のまちづくりを推進します
  • 生物多様性のまちづくり、資源化推進によるごみ減量化、公共調達による農業振興、減災につながる自伐型林業による山の維持などを通し、中井の環境を後世に引き継ぎましょう

2025年を万全に迎える

地域包括ケアの推進による高齢者支援

団塊の世代、75歳以上の方が後期高齢者となる2025年を万全に迎えましょう

  • 民生委員、自治会への支援強化により、自治会脱退等で、独居や高齢者世帯の方が地域からもれてしまわないよう、防災等の観点からも、地域のセーフティーネットを作りましょう
  • 認知症になっても可能な限り地域で暮らしていけるよう、本人や家族への支援体制の専門性を高め、地域等への啓発活動を一層、推進します
  • 「相続・終活相談」、支えられ上手をめざす「介活支援」で、これからの安心を強めます
  • 交流を控えず、いきいき過ごせるよう、加齢性難聴への補聴器購入補助金を新設します
  • コロナ禍や医療費の自己負担増を前に、受診控えが進みかねません。医師会やかかりつけ薬局と連携を図り、待ち時間や移動がないオンライン医療を支援します
  • 交通弱者並びに免許返納後の移動支援、買い物対策に本気で取り組みます予約そのものがネックになっているオンデマンドバスは、既存の予約利用を妨げることなく、町や地域がルートを作り、「買い物便」を出すなど工夫を重ね、中長期的にはAIやデータ等を活用し、さらに中井町の状況に即した、利用しやすい足づくりに取り組みます
  • 地域の助け合いや健康、防災、協働参画への取り組みなどが反映され、買い物や公共施設利用等に使える地域通貨を導入し、助け合う地域の循環を経済的にも回していきます

政策集「政策ユニバース」とは

議員として3期11年、まちづくりに携わる中で培ってきた、中井町が抱える課題の解決策を「政策集」としてまとめ、皆様との対話を通し、随時改訂しています。「3つの約束」に基づき、一筆書きした叩き台と言えるものです。

町の事業はそれぞれ単独に見えますが、他の事業と連携したり、影響を与え合っています。これからは、限られた財源の中で、好循環を生み出すため、それらがより意識されるべきです。その連携を「政策ユニバース」と名付けました。ここから皆様との対話を通して、新たなものも加え、最終的な「約束」が生まれてきます。

政策ユニバースは、これからの総合計画の一類型でもあり、エコシステム、垂直統合といった、より統合的でかつ柔軟性のあるビジネスモデル、システム思考やデザイン思考といった、アプローチとも関連性を持ち、幅広い事業を手がけなければならない・手がけられる地方自治体だからこそ求められています。

3つの約束

2025年を万全に迎える

2040年を的確に見据える

今、拡充すべき 新型コロナウイルス感染症対策

サマースクールにて

6年生「オレはなんとかしてこの問題の”公式”を作りたい」

「文章題っていうのは、その都度違うからさ。問題を読みながら式を立てていくのがいいと思うよ」

わたしはそう言いながら、わたしの言っていることと彼の言っている”公式”が同じことに気がつきました。

「比の内側(をかけるの)と外側をかけるのがイコールになるって覚えている?」「あったような…」彼は手を動かしながら考えています。何かが生まれる瞬間です。

「そういうことか!これでこの”公式”は出来た!」

*

3年生、ホームセンターでもらってきたA4の大きさの売り場見取り図を、ノートの半分の大きさに書き込んでいます。今日で2日目です。よく根気が続きます。1.5センチ角に、6つぐらいの売り場を書かないといけないとき、わたしはついに声をかけました。

「ここは線で区切らないで、売り場の名前を並べて書いてみたらどう?例えばさ」

わたしが同じくらいの大きさの四角に「きゃ立、はしご、配管材…」と書いていくのをじっと見ていました。そしてうなづくと同じように書き始めてくれました。

最終日の今日、別の宿題に取りかかっていた彼女に呼び止められました。「自由課題でぇ『きっかけ』と『○○とは』で2枚だったのが1ページでよくなって、どう書いたらいいですか?」

「きっかけはあなたのことだから、もっと大きく書いていいと思うよ」。わたしのプレゼンテーションのようなレイアウトを提案してみました。すると彼女は「それがいい」と書き始めました。

*

教室ではきっとこうした出来事があふれているんだろうな、と思います。中井町教育委員会の小学生向けのサマースクールは3日間だけですが、今年は中村地区だけでも30人が集まりました。

コロナなどでなかった年もありますが、10年来そうした瞬間に触れ、学ぶことに熱中する子どもたちに感動してきました。さび付いた頭を、子どもと一緒に考える頭に切り替え、ありがたい瞬間でした。